• 逆流性食道炎は、本来高齢者など体内の筋肉の機能が衰えてきた人によく見られる症状ですが、
    最近では若い世代の特に女性に多く見られる症状となってきています。
    逆流性食道炎が若い世代で増えてきた原因として、
    まず一番影響が大きいのは食生活の変化によるところが
    大きいのではないかということが言われています。

    逆流性食道炎が起こるのは胃酸が過剰に分泌されてしまうためですが、
    これは肉類など脂質の高いものを食べた時によく起こります。
    従来のような日本の伝統的な和食生活では、それほど脂質の高い食品はなかったため、
    日本人はあまり逆流性食道炎にかからない体質であるというふうに思われてきました。
    ですが食生活が若い世代を中心に欧米化してきたことで、
    アメリカやヨーロッパと同じような割合で逆流性食道炎を発症する人が増えてきたのです。

    食道炎の予防には、食生活の改善がまず最初の方法として挙げられます。
    逆流性食道炎として診断される人の食生活を調べてみると、
    普段から油っぽい食品を好んで食べるようにしていたり、
    甘いものが好きでよく食べる人が多いことに気が付きます。
    他にもよく暴飲暴食をしていたり、お酒を飲み過ぎる人もよく診断されています。
    脂肪の多い食事の場合、消化をするのに非常に長い時間がかかってしまうため、
    自然と胃液が過剰に分泌されるようになってきます。
    お腹がはりやすい炭酸水をよく飲む人も、膨満感として腹部への負担を大きくしてしまうので、
    逆流性食道炎の自覚症状を感じるようになってきたら、まずは食生活を野菜中心のものに切り替え、
    お菓子やジュースを控えめにすることを心がけるようにしましょう。

    ほかにも、食後すぐに横になったり食べて
    すぐ就寝するということも胃液の分泌によくない影響を与えてしまいます。
    就寝直前に食事をしてしまうと、眠っている間にたくさんの胃液が分泌をされてしまいます。
    特に肥満体質の人の場合、横になると腹圧がかかり、胃を圧迫して負担を大きくしてしまうので、
    眠るときにはやや上半身を高くするような体勢をとり
    なるべく胃に負担をかけないようにしておきましょう。

    食生活の改善と合わせて行うと効果的なのが、
    内臓を支える内部筋肉(インナーマッスル)のトレーニングです。
    腹筋部分は比較的トレーニングをして早くに効果が実感できる箇所でもあるので、
    毎日少しずつでも内臓筋肉を鍛えるトレーニングやストレッチをしてみてください。
    体全体が引き締まってくると、逆流性食道炎の症状も少しずつ軽減されていきます。

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