• 食道炎の検査・診断・治療 赤ちゃんと逆流性食道炎 はコメントを受け付けていません。

    逆流性食道炎の症状は中年期以降によく見られますが、実はここ最近増えてきているのが乳幼児での症状です。
    生まれたばかりの赤ちゃんは母乳など流体しか摂取することができませんが、飲ませたミルクを吐き出してしまったりすることが繰り返されると胃液によって食道に損傷が起きてしまい、それが逆流性食道炎と同じ症状を生み出してしまうことになります。
    赤ちゃんが飲ませたミルクを吐くという行為は決してよいものではないものの、どうしても起こってしまうことではあります。
    問題なのはその嘔吐症状が頻繁に繰り返されるということで、あまりにも頻繁に起こるようなら早めに小児科を受診するようにしましょう。

    乳児に起こる逆流性食道炎の原因は、授乳用が赤ちゃんにとって多すぎるような場合や、胃腸の力が弱まってしまっているという場合です。
    特に問題なのが二番目の胃腸の機能不全によるもので、これは母体や生育環境において喫煙による煙やカフェインの摂取があると引き起こされます。
    赤ちゃんがいるそばでタバコを吸っていたりすると受動喫煙によってニコチンが体内に入ってしまいますし、授乳をする母体がカフェインを摂取していたりするとそれが母乳に混ざって赤ちゃんも摂取をすることになってしまいます。
    タバコのニコチンやカフェインは下部食道括約筋を弛緩させてしまうので、これが胃の中に入ったミルクをとどめておくことができずに逆流性食道炎の症状を引き起こしてしまうことになります。
    ですので、もし赤ちゃんが飲んだミルクを頻繁に吐き出すようなことが見られたら、タバコやコーヒーなどの摂取を控えて赤ちゃんのいる環境を改善することから始めていきましょう。

    乳児期における逆流性食道炎の治療においてはほとんどが環境改善によって治るものなので大きな検査や治療をすることはありません。
    ただし既に逆流性食道炎が進行しすぎてしまっていたり、胃食道逆流症になっているような場合には本格的な検査をするとともに服薬をしていくことにもなります。

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